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空間放射線観測

その他

空間放射線観測

2011年9月2日から2012年12月31日までの観測データが掲載されています。 一覧はこちら

画面の説明

グラフ画面はこちら
【2020.4.13】Flashを使用しないバージョンはこちらです。※自動再読み込み機能はありません。

縦軸が1分あたりの放射線数(CPM)、横軸が時刻(0:00~24:00)です。縦軸の縮尺はその時点のデータの範囲に応じて自動的に変化します。
グラフは1日を単位とし、日付が変わるたびにリセットされます。
中央上に最新のCPMの値と観測した時刻が表示されます。
右上の3つのコンボボックスは左からそれぞれ年・月・日に対応し、選択することで過去のデータを表示できます。なお、提供しているデータは2011年9月2日分からです。
グラフ上にポインタを移動させるとポインタがある場所のCPMの値と観測した時刻が中央上に表示されます。
その日の平均値が青い線で表示されます。
5分ごとに自動でデータが読み込まれ表示が更新されます。
表示にはAdobe Flash Player10が必要です。

空間放射線観測データについて

当サイトの放射線観測データは下記のとおりです。

計測機器:ストロベリーリナックス製 USBガイガーカウンタキット USB-GEIGER
使用GM管:米LND社製LND712(α線、β線、γ線を検出可能)
設置場所:東京都府中市、鉄筋コンクリート造8F室内

5分間の放射線数を数え、1分間あたりの放射線数に換算してグラフ化しています。カウントは5分ごとにリセットして0から数えています。グラフの更新も5分ごとです。

プラスチック製ケースに入れていますので、α線は遮蔽されています。
また、地上8階に設置していますので、地表からのβ線はほとんど捕捉していないと思われます。
【2011.9.10更新】本日より厚さ10mmのアクリル板で覆ってβ線を遮蔽しています。
ガイガーカウンタ設置状況

地元自治体の観測値よりやや高めの値が出ていますが、建物のコンクリートや鉄筋に含まれる放射性物質からの放射線を捕捉しているものと思われます。

当サイトの観測値は正式な校正を受けたものではありません。あくまでも参考値としてご利用ください。
本情報を利用して発生した、いかなる損害の責任も負いかねます。

【参考】
このGM管は線源が60Co(コバルト60)の場合、

1mR/h = 1080CPM(Counts Per Minute)

となる仕様です。

1R=2.58×10-4×34=8.772mGy (出典:レントゲン (単位) – Wikipedia

であり、γ線の場合、1mGy=1mSvですので、

1mR/h=1080CPM=8.772μSv/h
およそ123CPM=1μSv/h

となります。

データ形式について

データは、/usbgeiger/USBGeiger_YYYYMMDD.csvというファイル名で置かれています。(例えば2011年9月8日分なら/usbgeiger/USBGeiger_20110908.csv)
書式は、

2011/09/09 00:00,92,18.46
2011/09/09 00:05,93,18.6
2011/09/09 00:10,92,18.4
…

のようになっており、日付と時刻、カウント数、CPMの値がカンマ区切りで出力されています。このCPMの値がグラフに表示されます。機器のメンテナンス等で観測を行っていないときは、カウント数とCPMの値は0と出力されます。