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[メモ]ドスパラのネットブックCartinaのWindows7モデルでWindowsXPを使う

コンピュータ

(2010.1.3)

ドスパラのショップブランドのネットブック「Note Cartina HS」のWindows7モデルでWindowsXPを使うための方法。

OSによってスペックが違う

Note Cartina HSにはWindows7モデルとWindowsXPモデルがあり、前者がCPUがAtom N280でHDDが250GB、後者がそれぞれAtom N270と160GBであるなどスペックに違いがあり、販売価格も本来は前者の方が数千円高いのだが、2009年末には期間限定で後者と同じ価格になっている。
そこで、Windows7モデルでWindowsXPを使うための方法をまとめた。

なお、ここに記載した方法は、筆者が入手した個体によるものであり、ロットによって異なる可能性があることをお断りしておく。

製造元サイトからXP用ドライバを入手

日本サイトから入手する場合
http://www.trigem.com/jp/main.asp
に接続する。同時にショッピングサイトのページも開くが、必要ないので閉じる。
サポート→ドライバーの順にクリックする。モデルから「AVERATEC 1000 AVN0270NB」をクリックする。
一覧に表示される、

  • AUDIO_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/JAPAN/driver/Drivers/n1000/Audio.zip )
  • Chipset_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/JAPAN/driver/Drivers/n1000/Chipset.zip )
  • CARDREADER_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/JAPAN/driver/Drivers/n1000/Cardreader.zip )
  • LAN_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/JAPAN/driver/Drivers/n1000/LAN.zip )
  • TOUCHPAD_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/JAPAN/driver/Drivers/n1000/Touchpad.zip )
  • VIDEO_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/JAPAN/driver/Drivers/n1000/VGA.zip )

をダウンロードする。(カッコ内は本稿執筆時点のダウンロードURL。)

USサイトから入手する場合
http://www.trigem.com/us/main.asp
に接続する。
Support→Driversの順にクリックする。 Modelから「AVERATEC Buddy 10.2″ Netbook」をクリックする。
一覧に表示される、

  • Audio_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/AMERICA/driver/N1000/Audio.zip )
  • Chipset_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/AMERICA/driver/N1000/Chipset.zip )
  • LAN_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/AMERICA/driver/N1000/LAN.zip )
  • CardReader_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/AMERICA/driver/N1000/Reader.zip )
  • Touchpad_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/AMERICA/driver/N1000/Touchpad.zip )
  • Video_N1000 ( http://www.trigem.com/upload/AMERICA/driver/N1000/VGA.zip )

をダウンロードする。(カッコ内は本稿執筆時点のダウンロードURL。)

TOUCHPAD_N1000(Touchpad_N1000)以外は、どちらのサイトからダウンロードしても同じものになる。また、TOUCHPAD_N1000(Touchpad_N1000)もファイル名・ファイルサイズは異なるが中身は同じものである。
これらのzipファイルを展開したものをCD-Rなどに焼いておく。

WindowsXPのインストール

USB接続の外付けCD-ROMドライブとWindowsXPのインストールメディアを用意する。

USB接続のCD-ROMドライブを接続した状態でCartinaを起動して、F2キーを押してBIOS画面を表示し、USB接続のCD-ROMの起動順位を内蔵HDDより上に変更する。(起動時にF10キーを押すことで起動ドライブをその都度選択できるが、Windowsのインストール時には何度か再起動を行うため、CDドライブの起動順位を上げておいたほうが良い)

WindowsXPをインストールする。

WindowsXPのインストールが終わると、デバイスマネージャ上では各内蔵デバイスが「!」の表示になっているので、プロパティを開いて「ドライバの再インストール(I)…」をクリックしてドライバをインストールしていく。

WindowsXPインストール直後のデバイスマネージャの表示
▲WindowsXPインストール直後のデバイスマネージャの表示

順番 対象 ドライバインストール時に指定するフォルダ
1 High Definition Audio バスのオーディオ デバイス
(サウンド機能)
Audio.zipの \Audio\WDM
2 イーサネット コントローラ
(有線LAN)
LAN.zipの \LAN\WINXP
3 ビデオ コントローラ
(ビデオ機能)
(800×600ドットまでは自動で認識される)
VGA.zipの \VGA\Graphics
※インストール後、要再起動
4 SM バス コントローラ
(カードリーダー)
Chipset.zipの \Chipset\All
5 ネットワーク コントローラ
(無線LAN)
製品付属DVD1枚目の \DRIVERS\WLAN\WA-NE771\AW-NE771\NDIS5X
6 (タッチパッド) タッチパッド自体は自動で認識されるが、
Touchpad.zipの Touchpad\Setup.exe か、
製品付属DVD1枚目の \DRIVERS\TPAD\SETUP.EXE を
実行してユーティリティをインストールすると、
タップの有効・無効などを変更できるようになる。