今回は、キートップが剥げてしまったノートパソコンのキーボードを交換する。そのノートパソコンとは、HP製のノートパソコンPavilion 13-an0055TU。この機種のキーボードはバックライトを搭載しているが、一部のキーの塗装が剥げて、バックライトの光が漏れる状態になってしまっている。
筆者は中古品店を巡り、そのままでは動かないものの、(はんだごてまでは使わなくてもいい程度の)メンテナンスをすれば復活させられそうな「マイルドジャンク品」を買って、復活させる活動をしている。これを「保護猫活動」になぞらえて「保護デバイス活動」と呼んでいる。
裏ふたを開ける
この機種のキーボードを交換するには、裏ふたを開け、マザーボードを取り外す必要がある。また、裏ふたのネジの一部はゴム足に隠れているため、ゴム足をはがす必要もある。
パーツを外す
裏ふたを開けたら、バッテリーを取り外し、次にマザーボードを取り外す。マザーボードには、液晶ディスプレイ、無線LANのアンテナ、タッチパッドのケーブル等が接続されているので、これらを取り外す。マザーボードを取り外すとキーボードを裏面が見える。
キーボードを交換する
続いて既存のキーボードを取り外す。キーに力を加えて押し出していく。今回入手した交換用のキーボードは、キーボード本体とバックライトシートが分かれており、バックライトシートをキーボード本体に粘着テープで貼り付けるようになっている。
まず、新しいキーボードを筐体の内側から取り付け、続いてバックライトシートをキーボードに貼り付ける。
あとは、分解時と逆の順序で各パーツを取り付ければ作業完了である。
動画
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